金運のまじない食① 財をなす 千躰荒神の釜おこし
「まじない食」では、実にさまざまな食材に祈りや願いが込められています。
使われる食材の多様性も面白いのですが、
米菓子が使われる例を紹介します。
誰もが望む?金運アップのまじない食です。
東京・品川にある海雲寺は鎮守として千躰三宝荒神王を祀ることから、
かまどの神様、台所の神様として江戸時代から信仰されてきました。
3月と11月の年二回行われる大祭では参道に露店がたち、
「荒神松」と「釜起こし」が販売されます。
「釜起こし」はお釜の形をしたおこしで、
「身上(しんしょう)起こす(おこす)、かまおこし」として、
身上起こすから転じて「財をなす縁起物」とされます。
つまり、金運・財運アップのまじない食ですね。