指宿焼酎トレイル12〜焼酎のテロワールを味わう旅

焼酎からどんどん広がる

フード×風土を味わう旅

 

食べ物のおいしさの感じ方には温度や湿度が密接に関わっているといいます。

土地の食べ物はその土地の気候風土の下で味わってこそ本来の味が分かるのだそうです。

これはお酒も同じです。

まばゆいばかりの太陽の光とポカポカ温暖な空気を胸いっぱいに吸い込み、

甘み も旨みも濃厚な南薩の食べ物とともに焼酎を飲んだ時、

はじめて「あれ?これまで飲んだ焼酎とおいしさが違う」と気づくはず。

 

濃厚な豚骨と焼酎お湯割りがコクと香りでお互いを引 き立て合う瞬間、

主張の強いカツオの腹皮塩焼とキリッと冷えた芋焼酎ストレートとの競演。

土地のものは焼酎の味わいを最大限に引き立ててくれます。

これは産地に行ってその土地の気候や風土を感じて、はじめて納得できるおいしさなのです。

利右衛門のお湯割と郷土料理・豚骨の煮込

山川のカツオも焼酎と相性◎

“風土は food から”という言葉をよく聞きますが、

焼酎というフードをテーマに旅するうちに、

指宿の風土までも存分に体感できるのが焼酎トレイルの面白いところです。

まさしく「焼酎のテロワールを知る旅」

焼酎を入り口に、旅はどんどん深くなります。

しかも焼酎トレイルは「顔の見える旅」です。

明るく研究熱心で誇り高い造り手の方々が、

どんな想いで焼酎作りにはげんでおられるのか

実際にお話をして言葉を交しながら知ることができます。

指宿の焼酎作り手の皆さん。

この土地でこの人たちが造っている焼酎だから。だから飲みたい、味わいたい。

旅するうちに蔵の人たちと焼酎の味わいの両方のファンになってしまう。

焼酎トレイルは 薩摩の焼酎のように濃く甘くクセになる旅でした。

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