コメント掲載/『醸界タイムス』に「焼酎トレイル」が紹介されています。

私の故郷・鹿児島県の特産品といえばやっぱり焼酎。
鹿児島県内にはなんと112もの焼酎蔵があり、その数は全国一を誇ります。

その鹿児島で焼酎の酒蔵ツーリズムである「焼酎トレイル」が始まろうとしています。
トレイルとは「里山にある小道」のこと。
焼酎トレイルとは、焼酎の産地を訪ね、焼酎蔵と焼酎ゆかりの観光地を道のようにつなぎ、ぐるっと巡る旅のことです。

鹿児島県酒造組合さんが今年から始めたもので、今年2月にモニターツアーが行われ、私も参加してきました。
県内3カ所で行われたうち、私が参加したのは薩摩半島最南端の指宿で行われたツアーです。

私は子供の頃ここ指宿に住んでいたのですが、引っ越しや上京で離れてからは訪問する機会がありませんでした。
指宿の焼酎蔵6蔵を巡りながら、南国いぶすきのおだやかな風景を眺め、
指宿グルメを味わい、火山灰とサツマイモの関係を知り、焼酎を育む風土を深掘りする旅は
私にとっても指宿の魅力を再発見する時間となりました。

参加後、旅の感想を原稿にまとめたのですが、指宿愛が募ってつい7000字を超える長文を書いてしまいました。
その一部が鹿児島県内で開催された実績発表会で紹介され、
2023年7月14日付の『醸界タイムス』に掲載された「焼酎トレイル」の記事でも一部&コメントを掲載いただきました。
原稿についてはいずれどこかで公開されたらお知らせしますが、新聞に掲載された一部を抜粋します。

 

焼酎からどんどん広がる
フード×風土を味わう旅

 

焼酎というフードをテーマに旅するうちに、指宿の風土までも存分に体感できるのが焼酎トレイルの面白いところです。

焼酎を入り口に、旅はどんどん深くなります。ましてや焼酎トレイルは「顔の見える旅」。

明るく研究熱心で誇り高い造り手の方々が、どんな想いで焼酎作りに励んでおられるか、言葉を交しながら知ることができます。

この土地でこの人たちが造っている焼酎だから。だから飲みたい、味わいたい。

旅するうちに蔵の人たちと焼酎の味わいの両方のファンになってしまう。

焼酎トレイルは薩摩の焼酎のように濃く甘くクセになる旅でした。(旅エッセイスト 吉野りり花)

 

 

今後の「焼酎トレイル」の開催予定がわかったら、こちらでもまたお知らせしたいと思います。
焼酎がお好きな方はぜひ体験してみてください!

最後に。

私は薩摩人なので「芋くさいのをお湯割で」が一番好きです。
でも、真夏はレモン炭酸割も美味しいです。ぜひお試しください。
(蔵元直伝!市販のレモン炭酸ウォーターで割るだけでもさっぱりと夏らしく飲めるそうです)

 

 

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