『にんぎょう日本』連載 1月号は和布刈神事です。

ひな人形や五月人形、鯉のぼりなど節句品の業界団体である

(一社)日本人形協会の業界誌『にんぎょう日本』での連載

「まじない食で病も災いも、祓う」

では、毎回疫病除けや厄除招福を願って食べる食べ物について紹介しています。

コロナ禍となった2020年の秋から始まった連載ですが、
2023年1月号で通算28回目を迎えました。

今回は和布刈神社の和布刈神事について書きました。
北九州市門司区の和布刈神社において、
旧暦元旦未明に寒さ厳しい関門海峡の海でわかめを刈り取り、
神様にお供えする神事なのです。

和布刈神事はかつて「見ると目が潰れる」と言われた秘事でした。
戦後に一般にも公開され、
松本清張の小説『時間の習俗』の冒頭を飾ったことで知られるようになりました。
能の演目にも「和布刈」があります。

刈り取ったわかめは万病の妙薬になると言われています。
和布刈神事には特殊神饌が伝わり、
御神宝の満珠干珠や、
神功皇后と安曇磯良の伝説にも関わっています。
神事に先駆けて奉納される豊前神楽も素晴らしく私も再訪したい神事です。

今年はまさしく今日、1/21から1/22にかけて、
未明(感覚としては夜中)に行われます。

『にんぎょう日本』は全国の人形店や節句品関連企業に配られています。
見かけた方はぜひ読んでみてください。

和布刈神事についてはとても2000字に収まらず、
まだまだ書くことがいっぱいあります。
(特殊神饌については字数の関係でほぼ書けませんでした)

病除けのまじない食についてはだいぶ取材したものや書いたものがたまってきたので、
ゆくゆく本にまとめたいです。

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