指宿焼酎トレイル⑨〜鰻温泉でスメ料理ランチ
二日目のランチは鰻池エリアへ。
鰻池は九州で二番目に大きい湖ですが、実はこの鰻池自体もマールと呼ばれる火山の一種です
周辺の鰻地区ではいたるところから温泉 の噴気が上がっていて、
ひなびた風情がたまらない温泉地となっています。
かの⻄郷隆盛も逗留したと伝わっています。
鰻温泉
鰻地区では温泉の噴気をスメと呼び、
この噴気で材を蒸し天然のかまどとして利用してきました。
ほとんどの家に家庭用のスメがあり、
地区内にあるスメ広場では料金を払うことで誰でもスメを使うことができます。
（卵、野菜のみ利用可。衛生上の理由で肉類を蒸すことはできません）
スメでの調理は電気もガスも使わずに天然の噴気で蒸し上げるため、
言ってみれば今注目を集める SDGs の先駆けとも言えるものです。
鰻地区にはこのスメ料理を手軽に味わえるランチスポットがあります。
「うなぎあそびば」というお店です。
うなぎあそびば
指宿焼酎トレイル二日目のランチは「うなぎあそびば」のスメ料理ランチを。
サツマイモ、スナップエンドウなど指宿の特産野菜をスメで蒸したもののほか、
スメで蒸した蒸し卵に、スメで蒸したプリン。スメで蒸した竹皮のおこわ。
それに、山川の特産品であるカツオの本枯節と麦味噌を使った郷土食・茶節もセットになっています。
うなぎあそびばのスメランチ
火山の恵みで蒸し上げることで、ますます甘味を増した蒸し卵やサツマ イモを
おいしくいただきました。
スメで蒸したプリン
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